九州木型工業会 素形材産業

「キガタって何〜ン?」 

そう、一般の方はほとんど耳にしない言葉です。でももし世の中に木型がなかったら・・・・。木型は大きく分けて3種類あります。

一般に木型といえば鋳造用木型で、木型工業会の中でも一番多くの人が従事していて、鋳物(自動車部品「鋳鉄鋳物、軽合金鋳物」機械部品等)を作るにはまず木型を製作します。
自動車部品のような大量生産の場合は、試作といって木型より鋳物を作り、形状、強度、耐久性など設計者の考えどおりにできているか確認します。それを実際に車につけて走行し、データを取り、設計どおりか確認してのちに量産用の金型を製作して量産に入ります。
産業用の機械部品(フライス、旋盤などの本体が大きく数の少ない部品)は納期、費用の点から木型にて対応しています。

a) デザインモデル
鋳物を作るための木型でなく、形状確認用の木型(自動車用では車体を木型や粘土(クレイ)で作り、塗装して、光のあて方などで設計のイメージに合っているか、風を当てた時の風の流れなどを確認するための木型)です。
今日ではコンピュータの発達に伴い、自動車メーカー等でコンピュータによるシミュレーション技術の進歩、データ解析等により、モデルレス、試作レスが進み、需要は減少しています。

b) 倣いモデル
金型を製作するときのマスターモデル。現在ではCAD/CAMで製作するため、ほとんど需要はありません。

以上のように木型はあらゆる物の原型としてなくてはならないもので、日本の産業界に大きく貢献してきたと自負しています。現在では木型業界でもCAD/CAMの導入が進み、時代のニーズに合った木型を供給するように日夜努力を続けています。